ご縁あって、昭和大医学部救急医学講座の客員講師になりました! 今後は、医学生さんや医局の方々に「ジャーナリストの視点から見た医療」についてお話しさせて頂き、医療者と一般市民の間の感覚のギャップを埋めるお手伝いをできたらと思っています。
これまでも医学生の勉強会で話させてもらったことがちらほらありましたが、「足首の捻挫にテーピングしたら5000円」など、診療報酬や医療制度、保険料の話をすると、非常にもの珍しそうに聞いておられたことを思い出します。「医学部の講義では社会的な話が全然ないので、自分たちがどんな風に見られたり、どんなふうにお金が動いているのかを知ると面白い」などといった感想もありました。マスメディアの行動原理、医療事故、訴訟、医療行政など、医療者にとって「へー」になる、普段聞けない話を提供したいと考えています。 7月29日は、昭和大救命センターの皆様に御挨拶をさせていただきました。 医師、看護師、薬剤師など25人ぐらいいらしたでしょうか。普通は医学部の講師と言えば多くは医師、医療職です。まさか一般人の、しかも医療ジャーナリストが来るとはどなたも思っておられなかったようで、私も大変緊張しました。 でも皆さんお優しくて良い方ばかりで、色々話してくださったり、今後についても一緒に考えて下さったり。その暖かさに、緊張が緩みました。ありがとうございました! 昭和大病院長の有賀徹氏は「ジャーナリストがスタッフにいる救急の医局は日本のどこにもないと思うし、新しい取り組み。彼女にはより現場のことを知ってもらって、いい記事を書いてもらいたい。医療者は世間知らずになりがちなので、彼女の話から学んでいくと、社会性を持ったスタッフが育つのでは」と話してくださいました。ありがとうございます! これからも、一層医療者と市民の懸け橋になれる仕事をしていきたいと思います。がんばるぞ~。
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