「ポストコロナを見すえた新しい受診のあり方」をテーマに、パシフィコ横浜で開かれた日本病院会公開シンポジウムに登壇しました。
日本病院会は毎年7月、医療介護の展示会では国内最大規模となるモダンホスピタルショウを開いています。そこで病院会主催の公開シンポも行われ、毎年様々なテーマで議論が行われています。
私はオンラインでの登壇となりましたが、「コロナ禍による市民の健康2次被害」をテーマにお話させて頂きました。
コロナ禍が長期化する中で、認知機能の低下する高齢者が増えたり、介護する家族の心身負担が悪化していること、交流が減ることによる高齢者のメンタルヘルスへの影響など。コロナ禍がジェンダー不平等に拍車をかけ、女性・妊産婦のメンタルヘルスや妊娠出産、育児に悪影響を及ぼしている状況など。コロナ禍でのいじめを懸念して窮屈な思いで過ごすど子どものメンタルヘルスの影響など。コロナ禍を契機に始まった、マスコミのみに頼らず、専門家が市民に分かりやすく専門知識や情報を伝えるソーシャルコミュニケーションの取り組みなどをお伝えさせて頂きました。
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