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執筆者の写真kumada rie

5/20「ACOA大阪」初回開催しました

20日(土)、無事に初めての大阪ACOAを開催することができました。ご参加いただいた方々に、心からの感謝を申し上げます。


NPO法人AOCA代表の和根崎さんを福岡からお招きしてファシリテートしていただき、第一回の勉強会を開くことができました。


第一回のテーマは「境界線~自分らしさを守るもの」

親や自分より強い人からの暴力を受けて育った人は、他人との境界線を持つことが非常に苦手です(私がそう)。やすやすと自分の境界への侵入を許してしまうし、私なんかはむしろ「自分の境界を持ってはならない」という間違った思い込みを持って育ちました。だから、いまだに境界を持つこと、他人としっかり境界を引くことにエネルギーを使います。

相手にもよりますね。境界を持って接することがしやすい人と、しづらい人がいます。しづらい人は、大体支配的な人が多いと感じます。しやすい人と過ごすと、とても心地いいです。


また、暴力の影響を受けていると、相手が不機嫌になっていると、自分が悪いかのように感じてしまう人が多いです。私の場合は、私の親が「不機嫌」によって、私の行動をコントロールしてきたからです。母は、ため息をついたり、イライラした態度をとることで、私に気を使わせたり、言うことを聞かせてきました。母はもういませんが、似たような態度を取る人がいると、「なんか悪いことしたかな」と、同じようなことを感じてしまいます。

逆に、自分が不機嫌になると、それを周囲にまき散らそうとすることもあります。母と同じことをしてしまうんですね。


相手の不機嫌は相手のせい。私の不機嫌は私のせい。自分の機嫌は自分でとる。相手が不機嫌な時に「何かできることある?」と尋ねはするけど、それ以上は相手の問題として考えられる。

これは大きな学びになりました。この考え方を、これからもクセづけていきたいです。







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